アルミ箔を粘土のように針金の心材にくっけて作ったキラキラの木。このキラキラした木には何の実がなるのでしょうか。木のまわりに自由に針金を差して形作りを楽しめるように発泡スチロールを台に使っています。

中学年立体作品-キラキラの木

作品イメージ
【用具材料-材料費約 570円】
丸棒 直径15mm×30cm(265円÷3本=88円 90cm10本単位で1本265円) 
丸棒 直径15mm×30cm(90円÷10本=9円 90cm10本単位で1本90円)
発泡スチロール板 22.5cm×22.5cm×2cm (900円÷16人分=56円 90cm×180cmが900円 )
シナベニヤ 26cm×36cm×0.4cmを2枚 (200円÷12人分=17円 26cm×36cmが200円 )
アルミホイル 25cm×5m (700円÷5人分=140円 25m巻きが700円)
アルミ針金(銀) 1.5mm×60cmを15本(1300円÷11人分=130円 100m巻きで1300円)
アルミ針金(金) 1.5mm×60cmを3本(600円÷16人分=38円 30m巻きで600円)
メタリックモール 0.6mm×48cmを5本(130円÷2人分=65円 各色10本入りで一袋130円)
パールビーズ 10個 (600円÷20人分=30円)

【準備】
1.針金を60cmの長さに切りそろえ、10本ぐらいの束にしておく。
2.シナベニアに穴をあけ6cmの正方形に切る。
3.丸棒を30cmに切り、一方の端に穴をあける。
4.穴に細い丸棒を差し込み、その丸棒を2.8cm(発泡スチロール+シナベニア2枚の厚さ)に切る。
5.発泡スチロールを 22.5cmの正方形に切る。
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制作過程写真解説


針金は扱い易いように60cm程度に

シナベニアは、数枚重ねて穴を開ける

切断も数枚重ねて行う
  

丸棒を30cmに切る。

丸棒の一方に穴を開ける。

穴に細い丸棒を差し込む

細い丸棒を切りそろえる

細い丸棒を切りそろえたところ

スチロールは全判から22.5cmの正方形の板に切る

【制作手順-10時間 対象-4年生】
1.針金とラジオペンチの扱いを知り、簡単な形を作る(2時間)
2.丸棒に針金を巻き、枝を作る。発泡スチロール板に取り付ける(2時間)
3.アルミを巻き、キラキラの木を作る。(1時間)
4・ まわりに飾りを付ける(4時間)
5.自分作品を振り返り、友だちの作品を鑑賞する(1時間)


材料

針金の扱い方1-「曲げる」

針金の扱い方2-「巻き付ける」

針金の扱い方3-「ねじる」

ラジオペンチを使って針金の形を変える

基本の形ができたら組み合わせたり新しい形をつくる

丸棒に針金を巻き付け枝を作る

スチロールに先のとがった細い丸棒で穴をあける

穴のあいたシナベニアを上下につけて接着する

アルミ箔を巻き付ける

スチロールもアルミ箔で包む

飾りをつける

飾りを付ける

枝にモールや針金を巻き付ける

金紙を貼り付ける

アルミ箔で人も

完成作品

完成作品

補足説明

・針金とラジオベンチの基本的な使い方を最初に学習する。この時、「切る」「曲げる」「巻き付ける」「ねじる」の4つを身につけさせたい。今回60cmの針金を15本用意したので、そのうちの5本、この基本的な学習に使った。60cmの針金を約20cmに「切」って使用する。「曲げる」は直角に曲げる、曲線に曲げる、鋭角に曲げる「巻き付ける」は鉛筆に巻く、自分自身に巻く、金定規に巻くである。金定規に巻いたものはずらすとクリップの花ビラのようになる。「ねじる」はさらに2本(10cm)に切って、2本をねじる、自分自身をねじって輪にする、一方だけねじるである。以上で3本を使用したので、残り2本は自由に加工させる。
・台に発泡スチロールを用いたのは、針金を差して飾り付けるためである。
・発泡スチロールは針金を差して固定するには適しているが、丸棒を立たせるには適さない。そこで、細い丸棒と穴の開いたシナベニア板を使い、発泡スチロールを挟むように固定することにした。
・針金を丸棒に巻き付け枝にするところでは、針金のねじり方によっては枝が固定できず下に落ちてしまう。あとで枝の場所や向きを変えるため、少し動いてもいいが、手を離した時に下がってしまうのは困る。そこで、丸棒に巻き付け始める時にしっかり引っ張りながら緩まないように十分注意させる必要がある。ただし、緩いからといってラジオペンチでグルグル締め付けると針金が切れてしまう。締め付け過ぎると切れることも事前に知らせておく方が良いだろう。
・針金が緩んでしまった場合やうまくねじれず固定できない場合は、教師が支援する必要がある。コツは、針金を先に向かって引っ張って棒と針金の間に三角形の隙間つくる(隙間を一カ所に集める)ようにすると良い。この隙間が小さくなるようにラジオペンチで針金をゆっくりねじって締め付ける。
・今回木の幹に丸棒を使ったが、枝打ち等で出た木の枝でも良い。枝を使った場合は、多少針金が緩くても落ちる事はない。
・アルミ箔を巻き付ける時は、30cmぐらいの長さにアルミ箔を切り、枝の先に合わせるようにして巻き付け、残りを丸棒に押しつけるようにするとよい。枝を全て巻き終わったら幹のアルミ箔が付いていない部分に巻き付ける。アルミ箔が長すぎると何度も同じ所に巻き付けてしまい堅くなるため、しっかりとおしつけられなくなってしまう。
・飾り用の材料は、銀色針金5本、金色針金3本、モール5本、パールビーズ10個、金紙1枚というように数量を限定した。これは、公平に材料が行き渡ることと同時に、決められた材料をいかに効果的に使うことができるかを評価の観点にしたかったからである。というのも、材料を必要なだけ与えると、工夫せずとも材料を大量に使用することで、ダイナミックな作品となる場合があり、このような手法を排除することができる。
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