シナべニアをうずまき状に切り抜き、それを引っ張って作る「らせんツリー」の別バージョンです。2枚重ねで板を切り抜き、その2枚の組み合わせ方を変えることで、形のバリェーションを増やしました。

高学年立体作品-らせんツリー Ver2

らせんツリー
【用具材料】
シナベニヤ板(らせん部分22.5×22.5×0.4cm-2枚 土台部分15×15×1.2cm-1枚)
圧縮ボード 22.5×22.5×0.4cm-1枚
支柱ラミン棒 直径1.5×30cm-1本
らせん固定用横木 直径0.5×22cm-2本  直径0.5×8cm-2本
カーボン紙
着色-アクリル絵の具 スポンジ
らせんツリー制作手順説明プリント(A3版) 1 2
らせん型紙プリント(A3版) 円形 四角形


【制作手順-13時間 対象-6年生】
1.「らせん」用板2枚をテープで留め、らせんを描いて、糸のこ版で切る。(1) 
2.「らせん」を切り、やすりをかける。(1)
3.「支柱、土台、らせん」に「アクリル絵の具」と「スポンジ」で色を着ける。(2)
4.完成の形をどれにするか決める。
5.「上から見える部分」に「アクリル絵の具」と「筆」で模様や景色を描く。(1)
6.「アクリル絵の具」が乾いてから、「マーカー」で模様や景色を描く。(1)
7.細い丸棒(0.5×30cm)を必要な長さにして、ツリーを組み立てる。(1)
8. 立体的な飾りの案を紙に描く。それを切り取り型紙として利用し、板を切る。(2)
9. 切り取った飾りに「アクリル絵の具」で大まかに色をつけたあと、「マーカー」で細かい部分を描く。できたらツリーに取り付ける(4)

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制作過程写真解説


1.材料、中央の穴は教師があけた

2.らせん用シナベニヤを2枚重ね上に型紙を貼る

3.カーボン紙を使いらせんを板に写す

4.ドリルで切り始めの電のこの刃を通す穴を開ける

5.電のこでらせんに切る

6.切り口にやすりをかける

7.スポンジとアクリル絵の具を使い板に色を塗る

8.横から見て、切り口、板の厚みにあたる部分にも忘れず色を塗る

9.筆で模様を描く

10.細かい形や模様はマーカーも使う

11.支柱にボール盤で穴を開ける

12.横棒を使って組み立る

13.圧縮版で立体的な飾りを作る。

14.立体的な飾りに色を塗る

15.ツリーに飾りを取り付ける

16.完成作品

17.完成作品

18.完成作品

19.完成作品

20.完成作品

21.完成作品

補足説明

・過去の実践「らせんツリー」を発展させたものである。らせんは円と四角の2種類にしたが、らせんの板を2枚にしたことで、ツリーの形が、上から下に広がるか、狭まるか、2枚を同じ向きにするか、逆にするかで、4種類のバリエーションができる。
・らせんを2枚にしたことで、天国と地獄や、海と陸、地上と空など「世界」イメージしやすくなった。
・完成までの手順を知らせることで、見通しを持って学習に臨むことができる。たとえば、森と生き物を表現しようとした場合、「板に模様を描く」作業と「板で立体的な飾りを作る」作業があることを理解していれば、草や落ち葉を絵の具で「板に描い」て、ウサギや樹木を「立体的に作る」という計画を立てることができる。しかし、子ども達に、わかりやすく先々の手順を説明することは大変難しい。そこで、今回は学習手順を解説したプリントを作成し、配布した。このプリントを使い、完成までの手順を伝えるとともに、時間ごとの詳しい説明時にも利用した。
・プリントの中でも説明しているが、上下が狭く真ん中が広くなったボール型や、上下が広く真ん中が狭くなった砂時計型は、真ん中で同じ形が合わさることになるので、ここを接着することで、横棒を2本省略することができる。ただし、接着材が完全に乾くまで、組み立てることができなくなるので、急いでいる場合は、横棒を使った方が良い。
・らせんツリーの前バージョンで説明した注意点については書いていないので、らせんツリー1も合わせて見てほしい。

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