発泡スチロールを使って、オブジェを作ってみました。人の形をモチーフにして、おもしろい形をスチロールカッターで切り出していきました。重なりと切り口の変化で陰影が生まれ、立体感が出てきます。色も部分的に付けて完成です。

高学年立体作品-「スチロールのオブジェ」

作品イメージ
【用具材料-材料費約450円】
発泡スチロール板30cm×30cm×3cm 1枚(練習、部品用)
発泡スチロール板90cm×30cm×3cm 1枚(作品ベース部分用)
発泡スチロール棒30cm×4cm×3cm 2本(作品支え部分用)
ベニヤ合板 30cm×30cm×0.3cm 1枚
スチロール球(大中)数個
カラー針金 数本
他に不要になったCDや梱包材に使われていた成形済みスチロール等

【制作手順-10時間 対象-5年生】
1.発泡スチロール板(30cm×30cm×3cm)をスチロールカッターで自由に切り、スチロールカッターの扱いを練習する。
2.アイディアスケッチを行い、それに基づいて型紙を作る。
3.切り抜いた型紙を発泡スチロール板(90cm×30cm×3cm)にテープで留め、スチロールカッターで切断する。
4.部品を切っては、組み合わせて貼り付けていく。
5.部分的にアクリル絵の具で着色する。
6.ベニヤ合板にスチロールの棒を貼り付けて支えを作る。
7.支えに取り付けて完成。

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制作過程写真解説


材料、スチロール球や針金は必要に応じて

スチロールカッターで自由に切ってみる

型紙用画用紙ははりあわせてスチロール板と同じ大きさに

画用紙に元になる形を描く

形を切り抜いて型紙に

スチロールカッターを使って、型紙通りに切る

部品を切り出しては、組み合わせていく

部分的にアクリル絵の具を使って着色

接着してから着色する場合は、慎重に

重なりが増えると作品に立体感が感じられるようになる

支えはスチロール棒を板に接着し、挟み込むようにして立てる

完成作品

完成作品

完成作品

完成作品

補足説明

・材料の発泡スチロール板は、上記の寸法のものを注文すると割高になるので、180cm×90cmのものを必要枚数購入して、 教師が卓上スチロールカッター盤で切断した。切断も3枚程度なら束ねて一度に切れるのので、時間もそれほどかからない。
・支え用のスチロール棒は上記の全判のスチロール版から切り出した端材を使った。
・スチロールカッターは卓上用2台、ハンディタイプ7台を用意した。
90cm×30cm×3cm(作品ベース部分用)は大きいので、熱量の少ないハンディタイプだけでは切るのが大変である。
・最初はスチロールカッターになれるためにも自由に切らせるとよい。この時、直線切りをしてもあまりおもしろくないので クネクネと動かしながら切るとできる形を提示して、いろいろな形を工夫して切り取らせると良い。これは、後で作品の一部としても使える。
・スチロールに直接鉛筆で下書きをして切り取るとその形通り切り取れない場合、スチロールに鉛筆の線が残って汚くなる。 そこで、型紙を使い、実物大の型をスチロールに貼り付けて切った。この時、テープは輪にして紙の後ろで留め、切断する線にテープがかからないようにする。 でないとスチロールカッターがテープで引っかかりきれいな線にならなかったり、ニクロム線が切れてしまったりする。
・板にスチロール棒が完全に接着されていないと、接着面がずれてしまい、うまく固定できないので、支えは作品完成までに時間を見つけて作っておきたい。 作り方は間にスチロール棒を挟んで(つまり3本セットで)持ち、両側の棒にだけ接着剤を付けて板に貼り付けるだけである。 貼り付けた後は、まん中の棒は抜く。
・スチロール同士の接着にはスチロールボンドが扱い易い。

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