オンラインソフトの「ぐるぐるまんでる」(岩美屋さん作)」は、ドラッグでスクロール、ホイールで拡大縮小できて、図形の中に入っていくように、マンデルブロ図形を生成できるソフトです。このソフトを使ってきれいな模様を描き、それをラミネートフィルムに描いた絵と重ね合わせて作った作品です。

中学年平面作品-つながる絵

作品イメージ
【用具材料】
オンラインソフト「ぐるぐるまんでる
ラミネートフィルム B4
トレーシングペーパー B4
絵の具 ネームペン等

【制作手順-6時間 対象-4年生】
1.パソコンを利用して模様を作り、プリントアウトする。(2時間)
2.模様にトレーシングペーパーを重ね、絵を描く。
3.トレーシングペーパーを裏返し、ラミネートフィルムの裏側から模様をなぞる(2.3合わせて2時間)
4.ラミネートフィルムの裏側から絵の具で彩色する。(2時間)

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制作過程写真解説


1.自由に操作して、模様を探す


2.気に入った模様は保存する

3.保存した物の中から一枚を印刷する

4.模様にトレーシングペーパーをかけて下絵を描く

5.ラミネートフィルムにプリントアウトしたものをはさみ

6.ラミネートフィルムの上に下絵を重ね

7.ラミネートをめくると下絵が左右反転する

8.左右反転した下絵をネームペンでラミネートの裏からなぞる

9.ラミネートの裏から彩色する

10.つながる模様が完成(プリントアウト部分を除く)

11.完成作品

12.完成作品

補足説明

・オンラインソフトで作った模様と手描きの絵を簡単に合成する方法が無いかと考えた作品である。このソフトを使うと複雑な模様が簡単に作れ、中学年でもすぐに操作に慣れ画像を生成することができる。ただ、この画像を背景として使う場合に、児童が描いた絵と合成するのは絵のスキャンに手間がかかる上、2つの絵をコンピュータ上で重ね合わせるのは、中学年には難しい。そこで、コンピュータを使わず、プリントアウトした背景と児童の絵を重ね合わせる手だてとして、ラミネートフィルムを利用した。
・「ぐるぐるまんでる」はダウンロードして解凍するとそのまま使える、インストール不要ソフトである。なので、サーバーなどに保存しておき、児童機からアクセスさせることにより、ひとつのプログラムで複数のパソコンから起動でする。ただし、終了時に設定を保存するようになっているので、プログラムを置く場所は、児童機から書き込み可能なフォルダである必要がある。読み込みのみのフォルダに置いた場合、起動はできる終了できなくなるので注意が必要である。ちなみに設定か保存されて残るのは、最後に終了した児童機のものだけである。
・ 「ぐるぐるまんでる」には、印刷する機能がない。そこで、一旦保存した絵をフォトギャラリー等で開き直し、印刷した。
・ラミネートフィルムは、内側の面に貼り合わせのための特殊な加工がしてあるので、水彩絵の具でも極端に水が多すぎなければ着色できる。
・ 輪郭線を描く場合、プリントアウトした模様をフィルムに挟んでそのまま模様を見ながらラミネートフィルムの外側から描ければ簡単である。しかし、ラミネートフィルムの表面にラミネート加工前に油性ペンで描くことは、熱によるインクの微細な剥離でラミネーターのローラー部分が汚れ、これからのラミネート作業に支障がでる可能性がある。そこで、一旦模様の上にトレーシングペーパーをかぶせて下絵を描き、その下絵を左右反転させてラミネートフィルムの内側から描くことにした。
・ラミネートフィルムに彩色するとその部分は接着が利かなくなる。そのため絵は大きすぎたり、多すぎたりしてはいけない。比較的小さな形を間をあけて描かせることにした。
・つながる絵とは、ひとつの絵から形でつながっても、意味でつながっても良いので、どんどんと思いつくものを描いていく絵のことである。形でつながるとは、「円→風船→ひまわり」というように似た形のもの、意味でつながるとは、「人→家→ビル」というように関連のあるものでつながる方法である。凹凸の関係でつなげても面白い。

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