小学校図工の低学年用のチョークを使って絵に表す短時間題材です。黒色画用紙に明るい色のクレヨンで輪郭を描いたら、中をチョークで塗っていきます。塗ったところを指でこするとやわらかい感じになります。チョークの粉を混ぜたり塗ったりするのも面白いでしょう。やさしい色の素敵な作品ができますので、参観日の教室掲示にお使い頂くものいいと思います。
チョークで描くの題材概要
【用具材料】
黒色画用紙(八つ切り)
クレヨン
チョーク
紙
【活動時間-2時間】
1.クレヨンで輪郭線を描く
2.チョークで塗る
【めあて】
チョークの特徴を活かしながら描きたいものを描く。
【評価】
描きたいものを見つけ、チョークの特徴を活かしながら、色を工夫して塗ることができたか。
チョークで描くの制作過程
チョークは色をセットにしてグループ毎に配るとよい
明るい色のクレヨンで絵を描く
輪郭の完成
チョークで塗る
塗った後を指でこすると柔らかい感じになる
別の紙でチョークを粉にして
粉を指でぬるのも良い
同じ場所に別の色を塗って混ぜることもできる
粉を混ぜて使うこともできる
粉を紙に落として広げても良い
実際の授業のようす
全部の輪郭を描かず
描くものを付け足しながらぬっていくもの面白い
ひとつの輪郭の中に色の濃い薄いができてもいい感じ
完成
チョークで描くの動画
チョークを使って色を塗っていく過程を動画にしています。合わせてご覧ください。
チョークで描くの詳細
・黒の色画用紙を使うと簡単にチョークアートが楽しめる。これを低学年用の絵に表す題材にしたものである。
・動画の中では塗り方のいろいろなバリエーションを紹介しているが、これらにとらわれず自由に塗っていけば良い。チョークの特徴として、粉を指でこすって広げることができる。これはチョークやパステルなどの用具の特徴なので、最初に押さえておきたい。
・高学年になれば、輪郭にクレヨンを使わなくても描けると思うが、低学年だと中をこすっているうちに輪郭もあいまいにしてしまうことが考えられる。そこで輪郭をクレヨンで描き、こすっても消えないように考えた。
・動画では、輪郭を描く際、全部描き終わってから塗りに入っている。低学年では、輪郭と塗るとを分けず、輪郭を付け足しながら塗っていく方が描きやすいと思う。
・指が汚れたまま次々と塗っていくと、意図しない混色が起こったり紙を汚したりする。そこで、ハンカチやティッシュを用意しておき、別の個所を塗るときには指をきれいにして進むようにしたい。
・チョークを粉にする時、別の紙の上でこすって粉にしているが、スパッタリング用の金網などがあれば金網の上でこすることでさらに簡単に粉にすることができる。
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