5月の掲示物に半立体的な兜の紙工作を考えてみました。委員会活動などで、子どもたちにも作れるように、型紙に沿って切っていけばできるようにしました。
材料と制作手順
【用具材料】
色画用紙(16切り) 黒、黄、黄土、水色、青、緑、黄緑、もも、赤
背景用色画用紙(全紙1枚)もも
はさみ、ボンド
兜の型紙
【制作手順】
1.型紙をだいたいの形に切る
2.色画用紙に型紙を重ねて切る
3.折り目を入れたり、立体的におったりして部品を作る。
4.部品を貼り合わせる。
制作過程
おおよその形に型紙を切る
おおよその形に型紙を切る
部品を切りはなしたところ
部品を切りはなしたところ
曲線の折り目は、くぎ等で線をなぞってから折るとよい
くわがた(角)の部分は曲線に折る
黒の画用紙は山折り谷折り交互に折る
吹き返しの部分は半分に折ってから、のりしろを作る
のりしろの部分だけ短くなるのでドーム形ができる
くわがたをつけたところ
まん中の半円を接着
吹き返しをとりつけて兜の完成
補足
・掲示委員会の活動などで、子どもたちで作れるように考えた兜の紙工作である。 色画用紙は4色必要なので、色画用紙に直接印刷するのではなく、型紙を渡し、色画用紙に重ねて形を切り取る方法で制作する。
・色は水色、青に変えてピンクと赤で作ってもおもしろい。
・折り線は型紙に記入してあるが、とくにこだわらずに作っていく方が作業がスムーズである。吹き返しの部分は、紙を半分に折り、 その一方にのりしろを取ることで、意図的に長さを短くし、貼り合わせるとドーム形になる基本的な方法である。また、黒の画用紙を蛇腹に折る場合も折り線を気にすると時間がかかり難易度が増してしまう。
・真ん中の大きなかぶとは、型紙A3をA3 2枚に拡大して作ったものである。
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