真ん中に大きな栗を配置して、まわりにはイガ栗をちりばめました。イガ栗は、開き具合を変えて、中から栗を出すこともできます。色画用紙では表現できそうにない複雑なイガも、カッターナイフで山形の切り込みを入れるだけで、そう見えてくるから不思議です。
材料と制作手順
【用具材料】
台紙-薄水色画用紙(全紙2枚)
大きな栗-マーメード紙 やまぶき、うすだいだい
栗(いが)-黄緑(8つ切り)黄、緑(16つ切り)
いがぐりの型紙
【制作手順】
1.型紙に合わせて部品を切る。
2.折り線や切り込みを入れ、ドーム状にいがを組み立てる。
3.栗に切り込みを入れ、貼り合わせて立体的にする。
4.大きな栗を作る。
5.台紙に栗を貼る
いがぐりの動画解説
いがぐりの制作過程を動画で解説しています。
制作過程
用紙
型紙に合わせて切る
折り線を入れる
カッターナイフで、V字の切込みを入れる
切り終わったところ
いがは一組を反転させる
切り込みを立てる
ドーム型に貼る
反転したものとペアで
いがは、重ね方で開き具合を変える
いがを開いて接着したところ
栗は下の黄土の紙を貼って
切り込みを入れる
切り込みがかさなるように接着する
栗の完成
いがと栗
台紙と大きな栗の材料-マーメード紙
うすだいだいの神を中央がへこんだ形に切る
うすだいだいの紙をやまぶきの紙に貼ったところ
半分に折って、栗の形に切る
小さな栗と同様に立体的にして、紙の縁に接着剤を付け、台紙に貼る
目や口を付ける
周りにいがぐりを貼る
栗は単独ではってもおもしろい
補足
・切り込みを入れ、一部を重ね合わすことで、立体的になる。この方法を使って、栗を作成した。中央の大きな栗は、大きさの関係で、マーメード紙を使った。
・いがの部分は二つに分け、重ね合わし方や開き具合を加減できるようにした。
・当初大きな栗の型紙は無かったが、小さな栗に加え大きな栗の型紙を追加している。そのため、大きな栗を切る際、写真では型紙を使っていない。
・型紙を使うと、いがひとつに二つの栗ができるが、栗は少し多めに作って、いがの外に配置してもよい。
・面同士を接着するには、木工ボンドやのりなどでよいが、台紙に線接着する場合は強力なものがよい。
A4サイズの型紙のある新しいいがぐりの記事は下をご覧ください。
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