端午の節句の兜を色画用紙で表現した5月の壁面飾りです。兜の鍬形や鉢、吹き返しなどを色画用紙で半立体的に作る過程を解説しました。
兜の作り方を動画で解説
型紙や文字だけでは分かりにくい部分もありますので、動画で詳しく解説しています。まずはこちらをご覧ください。
季節の掲示物「兜」の詳細
用意するもの
色画用紙
画用紙 赤 黃 16切り1枚 黒 16切り1.5枚 灰 32切り 1枚型紙 はさみ 接着剤 ホッチキス 定規 等
切る
型紙を色ごとに切り分けます。左右対称の形は色画用紙と型紙をふたつ折りにして切るといいでしょう。
ふたつ折りにした場合、鉢の中央の切り込みは、広げてから切って下さい。
全てのパーツが切れました。
折り線を入れる
折りやすいように、型紙を当てて折り線を入れておきましょう。くわ形は線が曲がっているので、ゆっくりなぞって下さい。
鉢を作る
接着の前に鉢の下部分は折り返しておきます。折り返した部分がカーブを描くように曲げておきましょう。
切り込みの横に接着剤をつけて、紙を重ねます。接着している部分が曲線になるように高さをそろえながら重ねていきましょう。中央に近づくにつれて重ねる部分が少なくなります。
兜背面に鉢を接着します。上ののりしろを接着してから、左右ののりしろを付けていきます。
くわ形 吹き返しを作る
くわ形は根本を接着して三角柱を作ります。 同じく三角柱にしたくわ形台に差し込み、鉢に接着します。
吹き返しは広い面の中央に長方形の紙を接着します。端を貼り合わせて中央が盛り上がった形にして、兜の左右に接着しましょう。
兜の緒を作る
まず帯の端を三角に折ります。次に最初の三角の線に合わせるようにして折り返します。裏返しては、折り返すを繰り返していきます。少し隙間を開けながら折っていくと帯らしくなります。
長さの違うものを組み合わせて、蝶結びの帯を作ります。できたものを鉢の内側に接着して完成です。
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