自分の名前の形をしたビルがある町。その町には、どんな住人がいて、どんな事が起こっているのでしょう。文字を立体的に表現して、その側面に窓を描くことで、そびえ立つビルにしました。
注)実践に当たっては注意して頂きたいことがあります。ページ下赤字の部分を参照ください。
名前の町での題材概要
【用具材料】
4つ切り画用紙
絵の具 定規 ネームペン
【制作手順-8時間】
1.名前のビルの描き方を知り、アイディアスケッチする。(1時間)
2.アイディアスケッチを元に画用紙に描きネームペンでなぞる。(2時間)
3.ビルを塗る。(3時間)
4.まわりの様子や背景を塗る。(2時間)
名前の町での制作過程
頂点から下に何かにぶつかるまで線をのばす
丸い形は、形の端に線を描く
窓の上下の形は文字の形に合わせて
アイディアスケッチ
画用紙に描く
ネームペンでなぞる
色を少しずつ変えると高さを表現できる
色を選びながらそれぞれのビルを彩色
色に黒を加えていくのも形がハッキリする
ビルの側面を塗り終えたところ
筆づかいをくふうしても面白い
名前の部分が良く分かるように
完成作品
完成作品
完成作品
名前の町での詳細
・自分の名前(ローマ字でもカタカナでも可)を立体的に描くことで、ビルに見た立てて、自分の名前の町を作り、どんなことが起こり、どんなものがあるかなどその町の様子を想像を広げて描く題材である。
・名前は苗字でも名でもイニシャルでもニックネームでもよい。文字が多すぎるとひとつひとつが小さくなって彩色しにくいので、6文字以下が好ましい。ローマ字では文字数が多くなるので、カタカナもオススメである。ひらがなは字体が複雑になり、曲線も多くなって難しいことが多い。
【ビルの描き方】
1. 袋文字を描く。
2. 各頂点から下へ何かにぶつかるまで線を延ばす。
下に何もない場合は画用紙の端まで伸ばす。
下に伸ばそうとしたときに自分自身の文字を横切る場合は下に線を延ばさない。
下に伸ばす線は垂直が良いが、下に行くほど建物が広がるようにまたは狭まるように描いても良い
3. 文字が2段になった場合、下へ伸ばす線は下の文字から描く。
4.窓は上下の線は文字の線に合わせ、左右の線は下へ延ばした線に合わせる。
5.窓は壁面全部に描く必要はない。壁面の途中で窓が無くなっても良い。
注)実践当時は、彩色の際に色を少しずつ混色して色を変えながら行いましたが、小学校でグラデーションは必要な技能ではありません。彩色は自分で塗り方や色を選んで自分なりの方法で行うのが良いと思います。
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