ローラー転がしやスポンジ、にじみなどを使って画用紙に色をつけます。色のついた紙にさらに模様をつけて、オリジナルの色画用紙を作ります。こうしてできた色画用紙を組み合わせて、真夜中にどこからともなくやってくるサーカスの謎に満ちたピエロを想像しながら作っていきます。
真夜中のピエロの題材概要
【用具材料】
8つ切り画用紙 1人につき5枚程度
黒と白の色画用紙-目を作るためのもの-16切り 1人各1枚
背景用黒色画用紙 1人1枚
【制作手順-6時間】
1.8つ切り画用紙に模様や色をつける(2時間)
2.顔を作る(2時間)
3.体を作り背景の黒画用紙にピエロを貼り背景のもようを入れる(2時間)
真夜中のピエロの制作過程
スポンジでたたくようにして色をつける
ローラー転がしで色をつける
刷毛で色をつける
にじみで色をつけるなどいろいろな方法でやってみる
紙が乾いたらダンボールでスタンプを押したり
綿棒で点を打ったり
ビー玉を転がしたりして模様をつけることもできる
色や模様がついた紙
色の付いた八つ切り画用紙を2枚重ねて切る
顔の楕円が2つできた
片方を2つに切り
もう一方に貼り付ける
黒目や白目を作り
顔のパーツを作る
難しければ手をかたどってもOK
形を工夫して切り取る
胴体を作って
顔や手を貼る
背景に模様を入れたり
目にスチレンボードをはさんで浮かせても面白い
完成作品
真夜中のピエロの詳細
・いろいろな技法を使って紙に色や模様を付ける。その紙を切り貼りして絵に表す題材である。
・紙に色をつける方法はいろいろあるが、そのすべてを行う必要はない。自分がやってみたい方法で色や模様をつけさせたい。
・模様を付けた紙で作品を作る際、誰もが紙を無駄なく使えるとは限らない。足らなくなって用紙作りをするのは大変なので、早く終わった児童に用紙を渡し、クラスで使うストック用の紙を作ってもらっておくと良い。
・顔を切る際、うまく切れずに小さくなる場合がある。顔が小さくても体や足を作ると大きくなるので作り直す必要はない。小さいものしか作れない子は2人目を作ったり、周りの様子を作ったりすることもできる。
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