不思議なロボットを想像して貼り絵で表現しました。自分のお友達ロボットはどんな姿をしているのか。部品の形を工夫して切りながら絵にしていきました。背景は子ども達が使いたい用具で使いたい色を使って表現しました。
お友達ロボットの題材概要
【用具材料】
絵の具 はさみ のり ボンド クラフトパンチ
ポスターカラー 金 銀
背景用4つ切り色画用紙
16切り画用紙(白)5枚
一辺が1.5cm程度の正方形のスチレンボード
ローラー、練版、スパッタリング金網、ブラシ、刷毛、スポンジ、ダンボール、ストロー等
【制作手順-8時間】
1.16切り画用紙に好きな色をローラー転がしで付ける(2時間)
2.各部分の形を工夫しながらロボットを切り貼りして作る(2時間)
3.背景用色画用紙に好きな用具や技法で色を付ける(2時間)
4.周りの様子を工夫する。(2時間)
【導入】
ロボットとお友達になったとしたら?それはどんなロボットだろう。人の形かもしれないし、動物の形かもしれないし、足や手が2本とは限らない。部分部分の形を工夫しながら、お友達ロボットを画用紙を切り貼りして作っていこう。
【めあて】
形や色を工夫してロボットやまわりの様子、背景を表現することができる。
【評価】
各パーツの形や色、組み合わせを工夫して、ロボットやまわりの様子を表現することができたか。
色や用具や技法を選んで背景を工夫することができたか。
お友達ロボットの制作過程
お友達ロボットの詳細
・ロボットを作るための画用紙に色をつけるにあたって、ポスターカラーの金か銀を加えて、金属的な感じを付け加えた。またロボット自体のそれぞれの部品にある程度の統一感を持たせるために、どんな色を選んでもいいが、白か黒、もしくはその両方を入れている。このことにより、原色そのままより色味が抑えられてロボットにまとまりが感じられる。
・ロボットを作る際は、目から作り始めると良い。目の形は工夫しやすいし、工夫すると大きく作ることができるので都合がよい。顔や体から作り始めるとどうしても小さくなる。
・目をはっきりとさせるために、4mm厚のスチレンボードを15mmの正方形に切ったものを用意した。これをボンドで目の下に貼り目を浮かせた。
・ロボットを1体作った時点で、四つ切り画用紙に貼った場合の事を考えさせ、次のロボットの大きさを決めさせる。1体目を大きく作った子は、2体目を小さく作り、1体目が小さかった子は、その逆にする。こうして、全体のバランスを考えながら作り進めていく。
・中には小さくしか作れない子もいるが、無理に大きく作らせなくても構わない。小さいのをいくつも作ったり、周りの物でにぎやかにする方法がある。
・背景用の4つ切り画用紙に色を付ける場合は、いろいろな用具や方法を示して、その中から選択させた。吹き流しやスパッタリングなどを最初に行うと絵の具が付かない部分が多いため、画用紙が白っぽくなる。そこで、全体を塗る刷毛やローラー、スポンジなどと、模様を付ける吹き流しやスパッタリングなどと分けて考え、全体に色を付けてから細かい模様を入れる方法を説明しておくとよい。
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