針金に切り込みを入れた紙帯を通し、できた形に他の紙帯や色紙で飾り曲線を主体とした個人の作品を作ります。この個人作品をつないで吊るして展示することで全校作品にしてみました。
曲線を集めての題材概要
【用具材料】(材料費-1人100円程度)
マーメード紙 (厚み160kg) 27cm×6cm ひとり各色2本
計6本(八つ切り画用紙1枚相当)
アルミ針金(なましてないもの) ひとり1本 30cm程度(一方を丸めておく)
モール 直径6mm ひとり1本 48cm程度
【制作手順-2時間】
1.針金にモールを巻く
2.紙帯の中央まで切込みを入れ折る
3.針金に通す
4.残りの紙帯で飾りを付ける
5.色紙で飾りを付ける
【参考】
マイクロソフトパワーポイント形式「児童説明用-全校作品の作り方」
PDF形式「児童説明用-全校作品の作り方」
教職員提示用作品説明プリント(概要、作り方、展示方法等)
曲線を集めての制作過程
材料、紙帯の一方にはパンチ穴をあけておく
針金にモールを巻き付ける
紙の中央に線をひき、そこまで切り込みを入れる
切り込みが入った部分まで立てるように折る
針金を通す
3つの紙帯を通したらホッチキスで留める
残り3枚の紙帯は切って使う
折ったり丸めたりして飾りを付ける
飾りが付いた
色紙で少し色を入れるとおもしろい
できあがったら針金の先端をU字に曲げる
展示はフラフープを使った
インシュロックでS字金具を固定
針金でつりさげられるようにした
フラフープをワイヤーにセット
完成
完成
完成
曲線を集めての詳細
・図工展の全校集合作品である。紙帯のパンチ穴と針金の先端の輪は図工専科が準備して各クラスに配布した。針金にモールを巻きつけるのは、紙帯が滑り落ちて曲線をつくりにくいので、滑り止めのためである。低学年には、この巻き付ける部分が難しいので教師が巻き付けたものを使わせるほうが良い。
・中心に線をひいてから、切り込みを入れるのは、そこまで切る目印の意味もあるが、紙が鉛筆で押さえられているので折るときに折りやすいという理由もある。
・展示にはフラフープを使ったが、必要な色が手に入らなかったので、紙テープを巻いて対応した。
・全校で制作に取り組む際、各担任が指導する時に児童に提示したものを上記【参考】に掲載したので、活用されたい
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