スチロールカッターでくねくねと面白い形に簡単に切れる発泡スチロールで、モンスターを作ってみました。発泡スチロールを3枚重ねてきることで、同じ形の重なりを作り、凹凸のあるおもしろい工作になりました。

高学年立体作品-スチロールモンスター

スチロールモンスター
作品イメージ
【用具材料】
発泡スチロール22cm×22cm×1cm 6枚
8つ切り画用紙 B4用紙
スチロール球
スチロールボンド 班で1つ
数人に1台スチロールカッター

【制作手順-10時間 対象-5年生】
1.スチロールを自由に切り、スチロールカッターに慣れる。(2時間)
2.モンスターのアイディアを考え型紙を作る(2時間)
3.3枚重ねて切り、2枚を切って貼りつける。飾りを付けていく(4時間)
4.台に固定し台にも飾りをつける(2時間)

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制作過程写真解説


1.自由に切ってスチロールカッターに慣れる

2.いろいろな形に切ったスチロール

3.スチロールモンスターのアイディアスケッチ

4.画用紙に描いて型紙にする

5.型紙の裏にテープを丸めて、スチロールに貼る

6.切る部分にテープがつかないように気をつけて3枚重ねる

7.卓上スチロールカッターを使って型紙通りに切る

8.3枚合わせて切り抜いたところ

9.同じ形が3枚できた。(実際には色はついていない)

10.2枚スチロールを2つか3つに切断する

11.切らずに残っている一枚に貼り合わせる

12.反対側には別の一枚を

13.切った残りや練習で使った板、新しい板などで飾りを付ける

14.大きい飾りから、小さい飾りへ重ねていく

15.さらにもう一枚のスチロールを台として使う

16.台の周りにも飾りを付ける

17.完成作品

18.完成作品

19.完成作品

20.完成作品

21.完成作品

補足説明

・3枚同時に切ったスチロール板をつかうことで、作品に厚みと丈夫さ、複雑さが加わる。
・スチロールの特性として、「軽い」「加工が容易」「割れやすい」などがあげられるが、これらの特性のうち特に「割れやすい」ことに注意して型紙を作らないといけない。細長い形や大きな塊の根元が細くなっていると壊れやすい。
・スチロールに限らず木や紙でも「無駄なく使う」ことを付け加えて下絵を描かせるとよい。うまく描けていても小さい場合、作品の迫力がなくなるし、貼りつけていく飾りの量も元になる形が小さいと限らられてしまう。しかし、修正を指示する時、大きく描けというだけではあまり大きくならない。捨てる部分に注目させて、この捨てる部分をなるべく小さくさせるようにするとよい。このとき、角や翼など後で取り付けることにすると、さらに大きく描くことができる。
・型紙をスチロールに留める際、ニクロム線がテープにかかると切れないので、切る部部にかからないようにして留める。
.・3枚重ねて切る時、ハンディタイプのスチロールカッターでは、厚みがあるので、切り口が斜めになりやすい。卓上型を使う方がよい。
・飾りは大きなものから順に貼る。目や口などを最初に貼るとそれ以上貼れなくなるので、目や口は最後に貼る。同様に、上の写真9-12は説明のためにスチロールに色を着けているが、このように色を着けたものを使うとそれ以上貼れなくなってしまうので、好ましくない。色がほしい場合、最終的に少し使うのが良い。
・発泡スチロール6枚の内訳は、練習用1枚、合わせて切る用3枚、台1枚、飾り1枚である。発泡スチロールは全版90cm×180cm×1cmを購入、教師が卓上のスチロールカッターで切り分けた。全版1枚で36枚が取れるので、全版1枚が6人分の計算である。
・スチロールは割ったものや、板の端を使うとごみのように見える。梱包材としてごみのイメージが強いだけに、きたないものを多く貼りつけていくと作品にならない。貼りつける形、ひとつひとつを気を付けさせる。コツは、スチロールカッターを大きなカーブを描くようにゆったりと動かすとおもしろい形かできる。形がうまく切れない子ほど、スチロールカッターを小刻みに動かし、切断面を不揃いなギザギザにする。
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