実りの秋、森や林には数多くのドングリをみることができます。木の実だけは掲示物になりにくいので、リスを登場させてみました。
注)ページ下部に別バージョンの写真も掲載しています。
材料と制作手順
【用具材料】
台紙-薄水色画用紙(全紙2枚)
背景-クラフト紙
りす-茶(八つ切り)1匹につき1枚
白、黒、薄橙、黄土(16切り以下)
型紙-リスの型紙
【制作手順】
1.型紙にあわせて、部品を切り取る。
2.模様や目鼻、おなかなどを貼り付ける。
3.切り込みを入れ、立体的になるように切り込みを重ねて貼る。
4.各部品を貼りあわせる。
5.クラフト紙をくしゃくしゃにして木の幹にして、全紙に貼る。
6.リスを木の幹や周りに貼る。
制作過程
尻尾は左右逆のバリエーションもできる
再び型紙を重ね、切込みを入れる
折り線を入れる
手の部分は中央がへこむ様に貼りあわせる
手以外の部分は中央が高くなるように貼る
胴体に頭としっぽを付ける
おなかの上に木の実を載せて手を肩から曲げる
りすの完成
クラフト紙をくしゃくしゃにする
木の形に切って台紙に貼る
斜め横から見たところ
斜め横から見たところ
補足
・ドングリや木の実を題材に掲示物を作る場合、ドングリをよほど大きく作らないと紙面を飾ることが難しい。しかし、小さなドングリを大きくつくることで、ドングリらしさがなくなり、表現がむずかしい。そこで、リスにドングリを持たせることにしたのが、この掲示物である。
・リスは同じ型紙で切った尻尾を左右反転させたり、目や鼻の位置を少し変えたりして、個性をだしたい。
・木の幹に使ったクラフト紙は、包装紙の廃物利用である。クラフト紙でなくても、色画用紙をもみ紙にして使ってもよい。 下の写真は、色画用紙を半筒状にして、木にしたものである。これは、全紙1枚分の作品である。
リスの別バージョン
木の部分を上記のクラフト紙ではなく、色画用紙をドーム状にして立体的にした別のバージョンを作ってみた。背景をオレンジ色の色画用紙にして、紅葉した葉っぱを加えたことで、秋らしいイメージの壁面掲示になった。
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