絵や工作で表現したり造形遊びで活動したりするときに、いきなり始めずに漠然としたイメージを整理する時間を持った方が、スムーズに進む場合があります。そこで、絵に表したいことや作ってみたいもの、やってみたい活動などを、簡単な絵で表すためのワークシートの利用はいかがでしょうか。
アイデアシートを使って発想を簡単な絵に表そう
アイデアスケッチのための用紙は、特別なものが必要な訳ではありません。手頃な大きさの白紙であればいいでしょう。ただ、後で回収して子どもの考えを確認するような場合は、一定の形式が印刷されたものの方が、記名忘れなどが少なくなると思われます。
このページでは、自分のイメージを簡単な絵や文字で表すためのワークシートを用意しました。A4用紙の裏表に印刷することで、早く出来上がった子が2つ目3つ目のアイデアをかくスペースを確保しています。この絵をかく枠の縦横比は画用紙の縦横比と合わせてあります。
ところで、アイデアシートにかきこむ時間は、長くならないように注意しましょう。思いつかない子も一旦切り上げて、実際の作品に取り組むようにさせた方がいいでしょう。また、このシートのアイデアにとらわれすぎるのも良くありません。実際に作ってみると思ったようにいかないことはよくあることですし、シートのアイデアに近づけようとしないほうが、発想が広がりやすいと思います。
ちなみにアイデアシートは、題材を新しく始めるたびに使う必要はありません。事前に簡単な絵に表しておいた方がいいと考えられる題材にのみお使いください。また、全員に配布するのではなく、必要な子だけに利用させるといった使い方も考えられます。
アイデアシートA4版
上記のPDFには表裏2ページが収められています。A4用紙の表裏、もしくはA3用紙表に並べて印刷ください。
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