想像の翼を大きく広げて、海に空に大地に未知の生き物を探し求めました。見たこともないそれでいてなんだか可愛らしい生き物達をご覧下さい。混色しながら、色に変化と、まとまりが出るように工夫して彩色しました
未知の生物をもとめての題材概要
【材料用具】
白マーメード4つ切り画用紙
黒カラーインク(アクリル絵の具)
ポスターカラーマーカー・カラーペン
【制作手順-6時間】
1.未知の生き物を考える。-鉛筆でいくつかアイディアスケッチする。(1時間)
2.にじみを使って画用紙に色を付ける。(1時間)
3.画用紙に下描きなしで直接カラーインクで未知の生き物を描く。(1時間)
4.色と模様を工夫しながら色を塗る。(2時間)
5.ポスターカラーマーカーやカラーペンを使って細かい模様や周りの様子を描く(1時間)
未知の生物をもとめての制作過程
水で濡らしてた用紙ににじませて色をつける
カラーインクを使って、筆で直接輪郭を描く
色で模様を作るように彩色する
似た色をうまく使うとまとまりが感じられる
一度塗った上に色を重ねるのもおもしろい
細かい周りの様子はマーカーで描いても良い
完成作品
完成作品
完成作品
未知の生物をもとめての詳細
・本題材は誰も見たことのない「未知の生物」を描くものである。生物なので、動物だけではなく、鳥でも魚でも植物でも良い。
・最初にアイディアスケッチを行うが、描きながら考えて行くので、スケッチに頼りすぎないようにする。
・画用紙にはにじみを利用して色を付けた。にじみを利用したのは全体に薄い色が付くからである。(その上に生物を描くので濃すぎる色は適さない)
・背景はできれば、最後に描いた生物に応じて塗るのが良いが、その場合は白の上に絵の具が塗られることになる。背景に色を付けておくと、あらかじめある色の上に色が塗り重ねられる。こうした色の重なりで面白い表現が期待できる面がある。
・線描はできるだけ筆を立たせ、ゆっくり描く。筆が走ると線が汚くなり、形の工夫も少なくなってしまう。
・線描は目から描き、口や耳といった隣のパーツに移るように部分部分を工夫すると良い。目の回りに棘のようなものをつけたり、舌がクルクル渦巻き状になっていたり、とおもしろい形の工夫を入れながら描く。そうすることで、絵が大きくなり、画用紙からはみ出す絵ができる。この時、画用紙に収まらない場合は、全体が描けず切れてしまっても良いことを事前に伝えておくのがよい。
・輪郭から描くと、小さくなるだけでなく、部分的な工夫も単純になっておもしろみがなくなることが多い。
・輪郭に黒のカラーインクを使ったのは、絵の具で輪郭の中を塗る際に、先に塗った黒が溶けて混じって汚れないためである。
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