紙紐なのに形が変わったまま固定できる。そんなおもしろい性質の針金入り紙紐を使って、くねくねランドを作ってみました。公園のように遊具があったり、不思議な木が生えていたり、イメージが広がります。
題材概要
【材料 ひとり分-費用約300円】
発泡スチロール版25cm×25cm×2cm 1枚
針金入り紙紐50m巻き(5.6人で1箱)
ブラビーズ(クラス1箱程度)
ビニタイ (1m)
【制作手順-3時間 対象-4年生】
1.針金入り紙紐を折る、巻く、捻るなどして形を変えてみる。
2.形や組み合わせに注意しながら紙紐をスチロールに差し込む。
3.ビニタイやブラビーズを使って飾る。
4.作品を鑑賞する。
制作過程
材料、スチロール以外は、複数人で
折る、巻く、捻る
折る
巻く
捻じる
紙紐の形を変えながら、スチロールに挿していく
自分なりのくねくねランドをイメージしながら
紐同士の関係から新しい形が生まれる
紙紐を横に挿したり、下に挿したりする子も
完成作品
完成作品
完成作品
詳細
・紙紐の中にステンレスの細い針金を芯にした製品がある。この針金入り紙紐は、曲げたり、巻いたりした形を保持することができるので、その性質を利用した教材を考えてみた。
・ 針金だと、中学年で利用するには、アルミのなまし線を使っても、それほど太い物は利用しにくい。この紙紐はある程度の太さがあってボリューム感が出せ、扱いやすい素材である。
・針金入り紙紐の形の変え方として、「曲げる」「巻く」「捻る」などがあることを押さえておくと、いろいろな形が出てくる。
・紙紐でくねくねランドができて余裕があればビーズやビニタイを使って飾るのも面白い。
・材料の発泡スチロール板は、上記の寸法のものを注文すると割高になるので、180cm×90cmのものを必要枚数購入して、教師が卓上スチロールカッター盤で切断した。切断も3枚程度なら束ねて一度に切れるのので、時間もそれほどかからない。
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