短時間で取り組める簡単で楽しいクレヨンパスを使った題材を3つ紹介しています。学期はじめとか学期終わりのまとまった時間が取れないときの題材としていかがでしょうか。ひとつが、クレヨン・パスで複写紙を作って描くもの、2つ目がクレヨン・パスを使ったステンシル版画、3つ目はスクラッチです。
クレヨン・パスの短時間題材を動画で解説
実際に作品を作りながら動画でポイントを詳しく解説しています。ぜひご覧下さい。
カラー複写紙
紙の裏にクレヨン・パスを塗って、カーボン紙のような複写紙を作る題材です。このカラー複写紙を使うと鉛筆で描いた線がカラフルな線になります。
コピー用紙のような薄い紙にクレヨン・パスで色を塗ります。
作った複写紙を画用紙にのせ、少し強めに押さえて絵を描きます。黒く塗るところを作ると画用紙に付く色が多くなります。
紙をはがすと鮮やかに色が写っています。
ステンシル版画
ステンシル版画を絵の具ではなくクレヨン・パスで行う題材です。型紙はカッターナイフで切り抜くこともできますが、カッターナイフを学習していない場合はハサミを使って作ることもできます。別の紙に塗った色をティシュペーパーで取ると淡い色をつけることができます。型紙の穴に直接塗って広げるとはっきりした色がつきます。
型紙を切ります。外側から切った線はセロハンテープで留めておくといいでしょう。
型紙を使って色をつけます。
淡い色をつけた場合は、これを背景にしてさらに上から描くこともできます。
スクラッチ
クレヨン・パスを使ったひっかき絵です。紙の大きさにもよりますが、引っかいた時、太さの違う線ができるように、割り箸を削ったものや竹串、ヘラなど太さの違うものを用意しておくと面白いでしょう。
明るい色で塗り分けます。
暗い色で塗りつぶします。
先の尖ったもので絵を描きます。
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