大きな木の上に鳥が一羽。その鳥の歌声を表現するかのように、大きな木から葉っぱが音符になって流れていきます。その音符の上下を音楽に誘われて飛んでいる鳥の群れ。音楽会のステージ上の装飾をそんなイメージで行ってみました。
材料と制作手順
【用具材料】
○木
2枚重ねダンボール(3×6判)4枚
アクリル絵の具
○鳥(12羽)
ひまわり、黄、やまぶき色マーメード紙八つ切り(翼の色は各6枚、頭胴体は12枚)
○葉っぱ(各色12枚)
若草、もえぎ、黄緑色マーメード紙八つ切り各4枚
赤、だいだい、こがね色マーメード紙八つ切り各4枚
○音符部品
からし色黄緑マーメード紙八つ切り4枚
【型紙】
大きな木(拡大機用)-2ページ
ト音記号の翼の鳥-2ページ
葉っぱの音符-2ページ
制作過程
補足
・木の型紙は拡大の費用を抑えるため、2枚分を1枚に記している。点線と実線でみきわめてほしい。
・大きな木は、3×6判のダブルダンボールをつなぎあわせたものである。これだけの大きさになると持ち上げようとするだけで、重みでダンボールが折れてしまう。そこで、背面の補強が必要になってくる。補強は、その場その場で考えながら行って写真のような状態になっている。補強のポイントは、つなぎ目を別のダンボールで広く貼ること、ダンボールを垂直に立てるような形で補強すること、切込みを入れて組み合わせるなどして補強同士がなるべくつながって一体化することがあげられる。
・この木を実際に飾り付けるには、自立させることがむずかしいので、倒れないように上からの紐で軽く吊るようにする。
・ト音記号の羽根を持つ鳥は、音楽会会場装飾-城と鳥と同じものだが、より効率的にマーメード紙を使えるように型紙を見直した。そのため、こちらの鳥の方が少し大きくなっている。
・鳥も葉っぱも左右反転したものは、マーメード紙を折る時や貼り付けるときに紙を裏返して作る。ただし、ト音記号や8分音符などは、左右に注意が必要である。
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