このページでは、アルミホイルだけで針金アートのような造形経験ができる図工題材を紹介しています。2コマから4コマで気軽に実践できる短時間立体題材です。
制作方法と指導の参考になるポイントを動画で解説
実際に作品を作りながら動画でポイントを詳しく解説しています。ぜひご覧下さい。
題材について
【用具材料】
アルミホイル(ひとり3m程度)
【活動時間-3時間 対象-5年6年】
1.アルミホイルの紐を作る(0.5時間)
2.アルミホイルの形を変える(0.5時間)
3.立体を作る(2時間)
【めあて】
アルミホイルの形を工夫しながら立体に表す。
【評価】
アルミホイルの形を工夫して立体に表すことができたか。
準備
適当な大きさに切ったアルミホイルを掌の間でこすり合わせたり、机に転がすように押し付けたりしてひも状にしていきます。
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折って板状にすることもできます。
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いろいろな長さと太さのアルミホイルができました。
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形を変える
曲げたり折ったりよじったりして、試しながらアルミホイルの形を変えます。
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ひも状のものと板状のものでは、同じように折り曲げても随分印象が変わります。
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立体を作る
形を変えたアルミホイルを組み合わせて立体を作っていきます。元になる形に付け加えていくと考えやすいでしょう。ここでは、太めの紐で輪を作り、その輪にいろいろな形を付け加えていきました。
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形を付け加える時は、細いアルミホイルの紐を巻き付けて固定していくと便利です。
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単独で飛び出ているような形は、最終段階で取り付けていくようにすると作りやすいでしょう。
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補足
・細いアルミホイルの紐を少し多めに作っておくと、形同士をつなぐ時に役に立ちます。
・この題材の難しい点は、アルミホイルが針金より柔らかく形が崩れやすいことです。そこで、形が崩れないように作っていくのが、作品作りのコツになります。具体的には2つ、ポイントがあります。ひとつは、接合部分をしっかり留めることです。巻き付けたり、よじったりした後にそこをつぶすように押さえて、アルミホイルを固めるようにするといいでしょう。2つ目は、形と形をつなぐようにすることです。こうすることで、お互いが支えあって安定します。単独で飛び出ているような形は、最終段階で取り付けていくようにすると、やりやすいと思います。
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