中学年立体作品-焼かない土粘土で「大きな木のある家」

焼かない土粘土で大きな木のある家 立体

土粘土を板状に伸ばして、壁や屋根を切り出し、家を作りました。色々な形の窓を開け、模様も入れたら、個性的な家ができました。(焼かないでも素焼きの感じの出る粘土を使いました。)大きな木のある庭は、動物たちが集まる素敵な場所になりました。

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題材概要

【材料 約750円】
土粘土(焼かずに乾燥だけで完成するもの)例 バジコ クレイドLをひとり1.5個
30cm×30cm×0.4cmのシナベニア
紙粘土1/4個

観賞魚用砂利、紐、木ぎれ、色砂等

【制作手順-8時間】
1.練習用粘土で板作りの方法を知る。
2.土粘土を板状に伸ばして切り、壁を作る。
3.壁に窓を開ける。
4.壁同士をどべで接着して、紐状に伸ばした粘土を内側から押しつけるようにして補強を行う。
5.庭用の板に絵の具で色を付ける。
7.庭に木を接着して、飾り付けを行う。

制作過程

焼かない土粘土で大きな木のある家

練習用粘土で板づくりを試す

焼かない土粘土で大きな木のある家

粘土の板から壁を切り出し、窓をあける

焼かない土粘土で大きな木のある家

板、木、粘土の基本となる材料

焼かない土粘土で大きな木のある家

切り出し方のイメージ1

焼かない土粘土で大きな木のある家

切り出し方のイメージ2

焼かない土粘土で大きな木のある家

作品用の土粘土から壁を切り出し、窓を開ける

焼かない土粘土で大きな木のある家

完成した家

焼かない土粘土で大きな木のある家

絵の具で板に庭になる色を付ける

焼かない土粘土で大きな木のある家

木を立てて、庭の様子を表現していく

焼かない土粘土で大きな木のある家

材料を選びながら楽しい庭に

焼かない土粘土で大きな木のある家

完成作品

焼かない土粘土で大きな木のある家

完成作品

詳細

・家の部分を作る材料として、焼かずに素焼きのような色や硬さになる粘土を使った。
・粘土は時間が経つと乾燥して硬くなってしまうので、途中で活動を中断する場合は、しっかりとした湿度管理や乾燥防止が必要である。それができない場合は、時間を長めに取ったり、間をできるだけ開けずに授業を行うと良い。ここでは、事前に別の粘土で板作りと壁や窓の切り出しを行って試す時間を取って、別の日の作品作りにスムーズの入れるように考えた。
・家の大きさによって必要な粘土が違ってくる。また、粘土の板の厚みを考えながら大きさを決める必要があるので、少し難しくなる。そこで、大きさや構造が分かるように実物大のプリントを渡している。これをもとにそれぞれ工夫したり、これとは別の形を作ったりした。
・粘土はドベで接着するだけだと、壊れやすいので、ドベで付けた後、接着面を指でこすったり、補強の粘土を入れたりすると良い。
・屋根は、自らの重みで真ん中あたりが凹んでくるので、新聞紙をつめてから、その新聞紙の上に載せるとよい。新聞紙は乾燥後、家の下から抜く。
・べニア板と木の接着には、グルーガンを使った。グルーガンだけだと衝撃で外れてしまうことが多いので、木工ボンドをグルーガンと併用した。
・庭の飾りつけは、いろいろな材料を用意しておき、子どもたちが自由に選べるようにした。

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