四角い画用紙に何か形を描いて塗るのではなく、画用紙の形を変えてしまいましょう。自分の好きな形に切り取ったら、形から塗る時の模様や線などの発想が広がってきます。2時間の授業時間があれば、切り取りから彩色まで終わりますので、図工の授業開きの題材としてもピッタリです。
このページの内容を動画で解説
この題材を動画で解説しています。動画は、制作の様子を収めた部分と指導者向けの解説を収めた部分の二部構成になっています。分かりやすくまとめておりますので、ぜひご覧ください。
好きな形に好きな色をの題材概要
【用具材料】
絵の具 はさみ のり
8つ切り画用紙(白)
【制作手順-2時間】
1.画用紙のまわりを好きな形に切る。(0.4時間)
2.好きな模様や形で塗る(1.6時間)
【導入】
「画用紙は四角くなくてもいいよね。自分の好きな形にしてから、好きな色を塗ってみよう!」と呼び掛けて画用紙を切るところから始めます。
【めあて】
自分の好きな形や色をイメージしながら、表し方を工夫しながら画用紙を切ったり、塗ったりする。
【評価】
紙の形を工夫したり、塗り方を工夫することができたか。
好きな形に好きな色をの制作過程
八つ切り画用紙を好きな形に切る
いろいろな形の画用紙が出来上がる
小さくなり過ぎたら、組み合わせて糊で貼る
えのぐで色を塗っていく
模様や形を描いても面白い
周りから塗っている子
端から順に塗る子
飛び飛びに形を描く子など様々
線で区切るのもいいアイデア
完成作品
完成作品
完成作品
完成作品
完成作品
完成作品
完成作品
完成作品
完成作品
好きな形に好きな色をの詳細
・画用紙を切る時、下描きはしないで切る。ハサミを動かして切るのではなく、紙を動かしながら切ると変化に富んだ形ができる。
・うまく切れずに小さな紙になってしまった子には、切り落とした部分の形を整えて糊で貼り付けると良い。
・色を塗る際に、ただ塗りましょうというのではなく、模様を描いたり、色分けしたり、混色しながらたくさんの色を使ったり、破線や波線を描いたりといったことを例として挙げるか、作品例などを示すと工夫が広がる。
・残り時間が少なくなってきたら、時間内に仕上がったと感じられるように目途をつけるように促す。白い部分は残っても良い。
・何かに見立てて、物の形や動物の姿を表現しても良い。
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