無数の星がきらめく宇宙に、枝をクルクルくねらせながら、どこまでも伸びていく大木。筆をはじいて飛び散る絵の具で星を表現したり、色の粉をボンドにふりかけて木の実を表現したり、いろいろな技法で興味が持続する題材です。
宇宙で育つ大きな木の題材概要
【材料用具】
・黒の色画用紙
・パステル
・ボンド
・ポスターカラーマーカー
【制作手順 4時間】
1.色画用紙の上で絵の具を付けた筆を軽くはじいて星を表現する。(1時間)
2.筆の先だけを使うようにして、ゆっくり「グルグルグネグネ」と枝を描く。(2時間)
3.パステルで木の実を表現したり周りの様子を描いたりする。(1時間)
宇宙で育つ大きな木の制作過程
筆をたたいて絵の具を落とす(ドリッピング)
色を変えて繰り返すと銀河のように見える
筆を立ててゆっくり枝を描く
枝分かれは画用紙の下から繰り返すと自然と幹が太くなる。
パステルをこすって粉にする
木の実の部分はボンドて点を打って
粉を振りかける
余分な粉を落とすと立体的な木の実ができる
まわりの様子など細かい部分は、マーカーを使うと良い
完成作品
完成作品
完成作品
宇宙で育つ大きな木の詳細
・宇宙空間でクネクネと枝を伸ばす大木をイメージして描く題材である。
・紙の色が濃いので、絵の具に白を混ぜると線をはっきりさせることができる。
・星を表現する際のドリッピングは、筆を振ると絵の具が周りに飛び散るので、筆を固定して柄の部分をノックするようにさせる。それでも、顔や手、服などが汚れるので汚れても大丈夫な服装で活動する。
・パステルの粉は、ボンドの上にかけただけでは、うまくつかないので、紙を揺らしたり、下から軽くたたいたりしてボンドに付ける。余った粉は、画用紙を傾けて取り除く。手で払い取ったりしないようにする。
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