片面波形段ボールを斜めに切ってくるくる巻くと、そびえ立つタワーができます。そのタワーの下ににぎやかな街を作ってみました。でこぼこした波形の質感がおもしろく夢の広がる工作です。

中学年立体作品-段ボールシティ

作品イメージ

【用具材料-材料費約300円】
波形段ボール30cm×50cm 2枚
板段ボール(段ボールカッター練習用)45cm×45cm 1枚
板段ボール(台紙用)30cm×30cm 1枚
カラー段ボール 直径20mm×30cm 2枚程度
他にボンド、輪ゴム

【制作手順-12時間 対象-4年生】
1.波形段ボールを帯状に切り、形を工夫する。
2.板段ボールを段ボールカッターで切る練習をする。(練習用プリント1練習用プリント2
3.波形段ボールを斜めに切り、タワーを作る。
4.タワーに1や2で作ったものを貼り付けたり新たに飾りをつけたりして塔の形を工夫する。、
5.30cm×30cmの段ボールにタワーを貼り付け、町を作る。
6.カラー段ボールで模様を入れたり、形を作ったりして飾る。

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制作過程写真解説


材料、写真は4人分

段ボールに定規用の画用紙を置いて、切り取り線を引く

大きな段ボールを人数で切り分ける

紙帯を定規にして、段ボールの帯を数本切る。

段ボールの帯を丸めたり、切ったり、つないだりして形を工夫

幅の広い帯もあると芯などに使える

段ボールの帯で作ったいろいろな形

段ボールの紙帯を組み合わせるとこんな複雑な形も

板段ボールを使った段ボールカッターの練習

練習用のプリントをテープで留めて形を切る

もう一枚の波形段ボールは、斜めに切ってタワーにする

直線に切ってもジクザグでもカーブしても良い

塔の形を工夫して飾りをつける

これまで作った部品や帯、新たに作ったものなどを貼り付ける

カラー段ボールを使う

カラー段ボールで作った木

完成作品

完成作品

補足説明

・片面の段ボールは、ウェーブシートや巻き段ボール等の名称で販売されていて、120cm×18mで5700円(2010年現在)のものが教材カタログにも掲載されている。 このようなものを購入して、切り分けて使用すると安価に作品ができる。
・これを人数分切って準備するのは手間がかかるので、120cm×50cmに切ったものを班に配り、班で1人分に切り分けさせた。
・段ボールの切り分けの方法だが、物さしで計って線を描くのが意外に難しい。自分だけの活動の場合、多少傾いて多い少ないが出ても問題がないが、 班での活動の場合はトラブルの原因になることもある。そこで、物さし代わりに、切り分ける大きさと同じ大きさの画用紙を班に一枚用意し、それを 段ボールに当てて直線を引かせた。こうすれば、物さしではかりとるより簡単で正確に行える。
・2時間続きで授業を行い、最初の1回目は片面波形段ボールで形を工夫する学習をした。そのままでは工夫しにくいので、幅3cmの紙帯と 同じ幅で切り、段ボールの帯を作り、それを巻いたり、結んだり、折ったりして色々な形を作ってみた。
・2回目は板状の段ボールを切る学習である。段ボールカッターの使い方を知り、プリントに従って色々な形を作ってみた。
・3回目から、段ボールシティの制作である。長方形の波形段ボールを対角線を結ぶように三角形に切り、それを巻くとタワーができる。このタワー、多少の切り方による形の違いはあっても誰でも同じような形になる。そこで、1回目、2回目に作ったものや経験を活かして 塔の形が変わるような工夫を入れる。また、街になるようにいろいろなものを作り足していく。
・作品作りの前段階で、今まで経験してこなかったようなことを取り上げ、できるようにしておくことは大切である。 今回では、波形段ボールを使った形の工夫や段ボールカッターの使い方などがそうである。これらは、作品作りの中で指導すると中途半端になりやすいので きちんと時間をとって指導した方が良い。また、練習で作った物をとっておいて、作品に使えるようにしておくと、同じ物を2度作ることにならず 効率が良い。
・段ボールの接着には木工ボンドを使用した。木工ボンドは乾燥までの時間が長いので、手を離すと外れてしまう。 そこで、ボンドが乾くまでの間、輪ゴムで留めることにした。

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