絵の具
4つ切りマーメード紙(白)
カラーインク(カーマイン、オレンジ、イエロー、メイグリーン、コバルトブルー、バイオレット)
【制作手順-8時間 対象-4年生】
1.アイディアスケッチを元に、画用紙に描きネームペンでなぞる。(2時間)
2.背景にカラーインクで色を着ける(1時間)
3.城を絵の具で塗る(3時間)
4.綿棒やマーカーで飾りやまわりの様子を描く(2時間)
【めあて】
三角形を積み上げて城の形を描くことができる
色の組み合わせを考えながら、似た色を使って城を塗ることができる。
【評価】
三角形の大きさと向き、バランスなどを工夫しながら、城を描くことができたか
白や黒、色相の近い色を混色しながら、城を塗ることができたか
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・この題材は、不安定な三角形をあえて積み上げることで、クネクネとした形の面白い城を描く題材である。「三角の城Ver1」「三角の城Ver2」と何度か実践する中で、画材や手法を変えたものができてきている。
・Ver3であるこの題材で特徴的なことは、背景の彩色にカラーインクを用いたことである。カラーインクはホルベイン ドローイングインク30mlを使っている。1本500円程度なので、費用がかかりそうだが、4つ切り1枚の上に落とすのが、数滴で良いので、それほど費用はかからない。カーマイン、オレンジ、イエロー、メイグリーン、コバルトブルー、バイオレットの6色を2本ずつ購入して、隣り合った2本をペアにして「カーマインとオレンジ」を使うグループ、「オレンジとイエロー」使うグループのようにした。これで、約100人分の4つ切り画用紙に色を付けることができた。
・カラーインクが手に付くと落ちにくいので、使い捨て手袋を用意し、それを付けて扱わせた。また、床には養生シートを敷き、汚れないように気を付けた。
・画用紙の上に、色水がたまったようになっても、そのまま平らなところで乾かすと、たまった部分が濃くなって面白い。
・基本的に彩色は同系色を使って行い、屋根やベランダ、旗や窓などを違った色で塗るようにする。混色を行うが、隣合わない部分は同じ色で塗ることができるので、ひとつずつ色を変えるのではなく、同じ色はまとめて塗るようにする。
・三角の城の制作過程をタイムラプス動画にしたので、参考にしていだだきたい。
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