中学年立体工作-籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」立体

曲げるときれいなカーブを描く籐。この籐を使って小さな宇宙を表現してみました。紙粘土にストローを通して、籐を通していくと、美しい曲線で囲まれた空間ができます。これを自分なりの宇宙と見なして、形を決めたり、飾りをつけたりしていきます。

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題材概要

【材料-ひとり分-費用約500円】
・籐  直径3mm×2m程度を3~4本(1kg束で長さ合計が約300m-75人で2束を使用)
・超軽量紙粘土   L:19.5×11.6×3.1cm 約230gを1/2
・台用シナベニア   20×20×0.55cm
・ストロー5本程度(1本を3等分して使用)
・モール2~3本
・ブラビーズ 10個程度
・ビニタイ 約1メートル
・厚手スポンジ


 【制作手順-8時間 対象-4年生】
1.紙粘土(1/4程度)に絵の具を混ぜ込み球を10個ほど作る。
2.ストローを3等分して、紙粘土の球に差し込む(ジョイント)。
3.ジョイントの周りに飾りを施す。
4.籐で囲まれた世界をイメージして残りの紙粘土で飾りになるものを作る。
5.アクリル絵の具をスポンジに含ませて、挟むようにして籐に色を付ける。
6.ジョイントや飾りを籐に通して立体的に組み上げていく。
7.ブラビーズやビニタイ、モールを使いながら装飾する。
8.ボビーホッチキスでシナベニアに留めて固定する。

制作過程

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

紙粘土1/4程度でジョイント部分を作る

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

紙粘土に絵の具を混ぜ込んで色粘土を作り

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

10個程度の球状にして、ストローを3本通す

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

ジョイントに別の色を付けたり紙粘土で飾りを付けたりする

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

ジョイント以外の飾りには、ストローを1本通す

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

部品がそろってきた

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

スポンジではさむようにして、籐に色を付ける

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

籐をジョイントに通していく

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

ビニタイやモールで飾ったり縛ったりする

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

色を塗った板にボビーホッチキスで留める

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

籐の端にモールを巻くと外れない

籐の曲線を活かした「小さな宇宙」

完成作品

詳細

・籐の束は、 1~4mのまちまちな長さのものが混じっている。長すぎても扱いにくいので、適当な長さにだいたいそろえておく。
・開封した紙粘土は、堅くなっていくので、小さく小分けしながら渡すなどの工夫をする。特に飾りを付ける時の粘土の量は子どもによって随分ばらつきがあるので、少なめに切り分けて渡すとよい。
・籐が立体的にならない場合は、ジョイントだけで留めるのではなく、ビニタイなどで籐同士を結んでもよい。

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