広い場所があったとしてそこに自由に何でも作っていいと言われたらどんな場所にしますか。町、遊園地、水族館、いろいろ作りたいものが子ども達から出てきます。それらを作るための一番最初に作らなくてはならないもの、それは材料を運ぶ道です。そこで、まず道を描き、その道のまわりに広がる景色を描いていきました。

中学年平面作品-道のまわりに広がるけしき

道のまわり
作品イメージ
【用具材料】
絵の具
刷毛
四つ切画用紙
【制作手順-4時間 対象-3年生】
1.刷毛で道を描く。(1時間)
2.まわりの景色を描く(3時間)
【めあて】
道のまわりにある物や様子を想像して、色や筆遣いを工夫しながら描く
【評価】
道のまわりの様子を想像して、自分なりの表現方法で絵に表すことができたか
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制作過程写真解説

道のまわり01
1.刷毛で道を描く
道のまわり02
2.道は白と黒で灰色を作り、そこに好きな色を混ぜて描いた
道のまわり03
3.幅の違う刷毛を用意して好きなものを選ぶ
道のまわり04
4.道の色を変えても面白い
道のまわり05
5.道が描けたら周りにあるものを描いていく
道のまわり06
6.先に草や地面の色を塗ってその上に重ねて描いても良い
道のまわり07
7.筆の使い方や
道のまわり08
8.色の使い方で表現が広がる
道のまわり09
9.道をなぞったり
道のまわり10
10.道に描いても良い
道のまわり11
11.町のようにしたり
道のまわり12
12.無人島を描いたり
道のまわり13
13.水の中の道路をイメージしたり
道のまわり14
14.面で色を塗っていき
道のまわり15
15.黒で輪郭を描かないのが一つのポイント
道のまわり16
16.完成作品
道のまわり17
17.完成作品
道のまわり18
18.完成作品
道のまわり19
19.完成作品
道のまわり20
20.完成作品
道のまわり21
21.完成作品

補足説明

・「広い場所があったとして何でも好きなものを作っていいよと言われたら何を作る?」という発問を投げかけ、子ども達から作りたいものを発表させる。その発表を受けて「例えば遊園地や町を作るとして一番最初に作る必要のあるものは何?」と聞きながら材料を運ぶ『道』に関心を向けさせる。
・道を描くには刷毛を使うと良い。幅の広いものや狭いものを数種類用意しておくと表現が広がる。道路らしく見せ、周りの様子を描いた時に色を合わせやすいように彩度を落として描くと良い。具体的には、「白(多め)、黒(少な目)、好きな色(やや多め)」の3色を混ぜて使うと良い。
・道路は曲がったり交差したり、分かれたりしながら下描きしないで描く。また、物資を他から運んでくるために画用紙の外まで道がつながっているように気を付けさせる。
・道は途中でかすれたり、途切れたりしないようにゆっくりと描く。道を描き過ぎて周りの景色が描けなくならないように、程よいところで描くのをやめるように言っておくと良い。
・周りの様子を描く前に、道は「水の中」や「地中」、「宇宙」にあってもいいとして、実際の町や建物でなくてもいいことを伝えておくとイメージがさらに膨らむ。
・周りの様子は描きたい物、建物や動物などから描いても良いし、芝生や土などの地面から描いてその上に建てるようにして描いてもよい。
ここがポイント
周りの様子を描く時、何も言わないと黒で輪郭を描いてその中を塗ろうとする子がたくさん出てくるが、絵の具で輪郭を描いて中を塗ると色が濁りやすい。人や物には黒い輪郭がないので、面で考えて、そのものの色で塗りながら形を取るようにして描くと自然に仕上がる。

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